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4(quatre)
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あ、何か人気一位だったことがあって。

・どうしてそれでも続けてるんでしょう?って、最初と質問かぶるか。でも、私があなたじゃなかったらそう思うの、だって、10年て…。
「長いよね。本気かバカかどっちかだと思う。しかもマンガっていうヤングなジャンル。うーん…。結局、一度決めたことだし、やっぱり、続けていた方が生活に潤いが出る感じがする…んだ、よね…。やっぱり描くのが何と言っても好きだし。」
・就職しようと思ったことは?
「できない、と思ってたんだよね。でもしようと思ったことはあるよ。この間(2008年あたま)。」
・この間!?
「うん。月20万円欲しくてさ。奨学金も返したいし。今は8時閉店のお店で働いてるから、もっと拘束時間少なくてもっとお金欲しいから、自分をドーンと売り込んで。だって30才だからそれなりのことは出来なくないわけですよ。ワードもエクセルも基礎はできるし、売り場立たせれば売れるし。そう思ったんだけど、そのやり方と情熱をマンガに向けた方がいいなと気付いて就活はやめちゃった。」
・そうなんだ。
「うん。そしたら、何かマンガ速く描けるようになって来たよ。」
・やり方や情熱って…どういうこと?
「エントリーシートって、受かるように、自分の持ってるいい所をなるべく書くじゃない。だし、そういう人になろうと思う。面接の服装も『これがベター』みたいなのあるじゃない。そういう気づかいと…あ、違うか。違う。あのね、会社の面接で落とされても『人生終わりだ…』とは思わないじゃない。30才だからすごい数落とされるのは元々予想してて、けど『それが当たり前だ』と思って行く気だったから、その気持ちで持ち込みに行けばいいんだ、と思ったの。『試しに見て下さーい』って持ってけばいいかって。」
・持ち込みってドキドキしますか。
「します!!すごい嫌!!けど、バイトの初日もそうだから。」
・ああ、そういう例え方をすればいいのか。
「うん。何度も言うけどそこに気づくのに10年かかってるから(笑)。そんで『試しに持ってけばいいか!』って高校生のバイトに相談してるから(笑)。」
・高校生に?
「思ったこと言っちゃうんだもん。」
・バイト先でマンガ家だってことは言ってるんですか?
「言ってます。何かの折に言ってる。だからメモしてても『あの人またマンガ用にメモか…』くらいに思われている。」
・何か言われない?
「何に描いてるんですか?って訊かれるよね。『ぽぴとぴあ』ですって答えるよ。『でも雑誌にも載るのに応募してるんだ』って加えたり。」
・一般売りしてないものに描いてると、ちょっと肩身せまいよね。
「でも描いて、お金もらって、描く態度はプロとしていいもの描こうとしてるから…、せまいけど立派な仕事だと思う。あ、何か人気一位だったことがあって。」
・何で?
「『ぽぴとぴあ』の投票?で。」
・すごい!!
「うん。でもどういうことかのみこめてない。が、読んで好きになってくれた中学生は多いってことだよね。素直に嬉しい。」


目がすごく悪い。普段はコンタクトけどメガネは似合います。まじで。

 
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